オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す (光文社新書)
- 作者: 三砂ちづる
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/09/18
- メディア: 新書
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なかなかに衝撃的な本でした.
概要紹介は情報考学 Passion For The Futureなどに詳しく載っています.http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002189.html
ほんと,賛否両論ありまくりな内容です.ラディカル?と言ってしまってもよいかもしれない.
身体性の話は,斎藤孝の「身体性を取り戻す」
- 作者: 斎藤孝
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2000/08
- メディア: 単行本
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民俗学の話は,参考文献にもなっている「夜這いの民俗学」
- 作者: 赤松啓介
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2004/06/10
- メディア: 文庫
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スキンシップが重要という話は「子供の「脳」は肌にある」
- 作者: 山口創
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/04/17
- メディア: 新書
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以上の本を事前に読んでおけば解釈の幅が広がって,おもしろくかつ客観的に読むことができると思います.かなりラディカルで「えぇ?」そんなこと言っちゃってよいの?という場面もあるのですが,他方共感できる部分もあります.なんでもセクシャルに絡めるのはどうかと思うけど.
個人的に「身体性を取り戻す」はおすすめです.「夜這いの民俗学」は確かに柳田国男が目を向けなかった性風俗の部分に関する貴重な資料なのかもしれないけど,若干エロ親父の武勇伝な部分もあります.ていうか大部分です.それでも女中にもいろいろな種類があったという話なんかは多分に興味深いです.「子供の「脳」は肌にある」は,スキンシップが重要ですよ,という話です.