うちの研究室(工学系,ロボット系?な研究室)は夜中まで学生が滞在して研究している(?)ので,たまに不夜城と呼ばれたりします.同じ学科の他の研究室の人から「大変やねぇ…」と,まるで捨てられた子犬を見るような哀れみの目で見られることもあります.まぁ実際はそこまでひどくはないのですが..
なぜこんなにも(他の研究室に比べると)研究室に滞在する時間が長くなってしまうのでしょうか?ちょっと考えてみました.(ちなみに他の研究室の生活を実際に体験したわけではないので,すべてが正しい意見というわけではありません.まちがってることもあるとは思いますがご容赦ください.)
- ハードウェアとソフトウェア両方をやるから時間がかかる.
- 研究室の環境がよすぎる.
- 研究室で遊んでしまうということはあるかもしれないです.だからと言って環境が悪ければ行きたくなくなります.
- 裁量権が大きすぎてメリハリがつかないため,うだうだしている.
- これもあるかもしれません.でも,あまりにも裁量権がないと「自分で研究する」スキルは身に付かないだろうなぁ
- 単にだべっている時間が多い.
- これも確かにあり.でも,他の研究室が全くだべっていないかというとそうでもないと思います.うちの研究室が特に多いということはあるかもしれないですが(笑).
- 研究室に来てもネットしている時間が多すぎる.
- だべっているのと同じ,メリハリですね.
- 実はそんなに滞在時間は長くない.
- 自分たちはがんばっているんだという妄想.他の学科や他の大学には,もっとすごい研究室はありそう.しかし,夜7時ころから電気の消えてしまっている研究室を見るとさすがにそれはないなぁと思ってしまいます.朝九時から全員が研究しているなら7時に帰って良いと思うけれど,そうではないでしょう.
- 研究室の椅子が快適なので寝てしまう.
- 椅子が固くても腰が痛くなって研究する気が起きないので,これは永遠のトレードオフです.眠くならない程度の快適オフィスチェアー希望.ぇ?椅子で寝るなって?
- 研究室に滞在する時間が短い人は実は家でやっている.
- 確かにハードウェアを扱うとものがないと研究できないので家ではできません.みんな家でやってるのかな.
- 雑用が多い.
- 研究関係で対外的に様々な活動をしているので,それにまつわる仕事やお手伝いが多いのは確かです.そういうものがなくて,自分の研究と輪講だけをやっていればいい環境とは,作業量はかなりちがってきそうです.
結論としては,自分たちが原因で滞在時間を延ばしてしまっている面もあり,環境的にしょうがない部分もあり,という感じです.自分が原因の部分を解決していけば,不夜城脱出か!?
さて,みなさんの研究室はどうですか?