スーパーエッシャー展

渋谷bunkamuraで開催されているスーパーエッシャー展に行ってきました。昼12時くらいに到着したのですが、既に券売所に少し行列ができていました。「うぇー」となりつつも、折角来たので並んでみたら意外と15分くらいで中に入る事ができました。入場すると一人一人にNintendo DSとヘッドフォンが渡されて、展示されている作品のいくつかの解説を聞く事ができました。これがよくできている!と言いたいところなんですが、正直めんどくさかったので、ヘッドフォン外して普通に見ました。ごめんなさい。
なんでめんどくさいかというと、配布されたDSが、音声ガイド+α的な感じで、特にDSを使う意図がわからなかったというのが理由です。DSのディスプレイ上で、エッシャーの絵を拡大する機能とかはあったのですが、拡大したければ実物の絵を近くで見るほうがよいですし。ただ、DSは音声だけでなく映像も見れるので、既存の音声ガイドよりはよいと思います。美術館で音声ガイドをレンタルするひとや、順々に解説付きで絵を見ていきたいひとには良いと思います。マイペースに好きな絵を見たい人は使わなくても大丈夫だとおもいました。

一人一人にDSを配布するのは、京都の嵐山にある時雨殿と同じような感じですね。時雨殿の場合はDSの位置自体もセンシングしていたので、歌碑の前に立つと、その和歌を読み上げてくれたり、京都の地図と連動したゲームなんかがあって、結構インタラクティブで結構面白かったのです。今回もそういう機能があれば使ったかもしれないんですが…。

肝心の内容ですが、エッシャーはCGの先駆けだなと思いました。人力CADとか人力Photoshopって感じです。ビデオノイズみたいなエフェクトがかかっていたり、CADで描いてぐるぐる回したような絵もありました。まあとってもすごい。

エッシャーに興味があるのなら1300円の価値はあるので、平日に行くか、早めの時間に行く事をお進めします。