ドキュメンタリー映画を見ると結構寝てしまいます。華氏911もダーウィンの悪夢も若干ウトウトしながら見ました。やっぱりドキュメンタリー映画って山場がないと思うんです。訴えかけるメッセージはあってもビジュアルや展開が淡々としているから、僕の場合はどうも眠気に教われるんですね。まあ2、3分ウトウトする程度なので支障はないのですが、ドキュメンタリーはいつも寝てしまうんじゃないか?と言う不安を持ちつつ見ています。
ところが今回見た「アース」は全く寝ませんでした。なにがすごいって、全部が山場なんです。誰でしょう、ドキュメンタリーに山場がないなんて言ったのは…。
端的に言うと、生き物地球紀行をベスト盤にした感じでしょうか。
- チーターの鼻息
- エベレスト越えをする渡り鳥
- 象とライオンの攻防
どれも言葉で書くと陳腐かもしれないけれど、すごかった。思わず見入ってしまいました。単に映像だけでなく、カメラがパンしつつも季節の移り変わりを見せたりするビジュアルエフェクトも秀逸でした。撮影クルーが何十日もチャンスを待って初めて撮影できるような貴重なシーンを2時間ぶっ通しで見れるなんて、なかなかないと思います。生き物地球紀行みたいに、ダレないし。普通に過ごしてたら一生見る事ができないシーン満載なので、地球環境とか動物とか普段あまり興味ない人でも、見てみるとよいと思います。
シロクマすごいよほんと。(といいつつ、ゾウを書いてみたw)
http://earth.gyao.jp/