司馬遼太郎「歴史を紀行する」

土佐、会津、鹿児島、萩など、かつて自らの小説の舞台になった各地を、歴史小説の大家が探訪して歴史と風土と人について、様々に思いをめぐらせた最良の紀行文学

yuuくんに貸してもらって読みました.実は個人的に”初”司馬遼太郎だったりします.日本の風土?や地方ごとの気質や特色を「藩」という視点から語っていて面白かったです.
ただ,自分が幕末の歴史を全然知らないことを痛感しました.幕末史をもう少し知っていたら,面白さ倍増だったろうなぁと思います.高校時代に日本史をサボったつけがこんなところに現れてきました.そのころは「過去の歴史なんてやっても意味ないじゃん」としか思っていませんでした.でも幕末史に詳しければ,この本の記述の中に「面白い」と感じられる事がもっと多くなるわけで,日本史もきちっとやっておいたらよかったなぁと思うわけです.
日本史に限らず,いろいろな事を知っていると「楽しい」とか「面白い」と感じられる機会が増えます.あたりまえだけれど..

というわけで,Wikipediaでも見て幕末の勉強します.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%95%E6%9C%AB

歴史を紀行する (文春文庫)

歴史を紀行する (文春文庫)