HipChatを半年以上使ってみた感想

ここ半年以上、社内の自分が関連しているチームでHipChatを使っているのですが、先ほどTwitterで@yaotti/id:yaottiに「使ってみた感じどうですかー?」と聞かれたので感想を書いてみます。
結論から言うと「チャットツールは一長一短で、使う場面やチームによってマッチするツールは変わるなぁ」というのが正直な感想なのですが、今のところHipChatを便利に使っていて、直近で別のツールに乗り換える予定はありません。
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今回使用したシーン

  • メールでの情報共有が多すぎたので、グループチャットに切替え
  • 非開発者メイン
  • 拠点が2つ
  • 人数は10人弱
  • API連携は使用しない
  • ユーザーのITリテラシーは様々

HipChatのよいところ

  • 固定チャットルーム機能
    • ログインしたら全員が友達リストにいて、業務用のチャットルームが見えるのもGood
  • 検索が簡単(Webから検索できる)
  • ブラウザ内チャットではなく、デスクトップアプリがある
  • アカウントの中央管理ができる
    • 退社した人もチャットルームを見ることができる、とかいう事態にならない。
  • デコメ用絵文字が登録できてめっちゃ楽しい
    • 最近はいろんなおもしろ絵文字が飛び交ってます
  • Android,iPhoneアプリに必要十分な機能がある
    • 使う頻度はそんなに高くないのですが、普通に使えます。

HipChatの微妙なところ

  • 接続安定性
    • メッセージ送信失敗がSkypeよりは多い
    • 「数分接続しづらい」等は遭遇したことがありますが、一日中ダウンしてたことはないです。
  • デスクトップアプリを使ってる人がログインできなくなる謎現象がたまある
    • だいたいPC再起動で治る。
    • ログインできなくなった人の環境依存かもしれない(深追いしてない)
  • インタフェースが英語
  • クライアントアプリがAdobe Air
    • なんとなく使いづらい
    • Macに関しては最近ネイティブアプリが出てめちゃ快適になりました。Windowsも作るらしいです。
  • メンションが@でしかできない
    • キーワード設定などができない

他のツールを選択しなかった理由

  • IRC
    • ログ検索等できるようにするのに準備が必要
    • 非エンジニアが使うのにはちょっとしんどい
  • Google Apps
    • 固定チャットルーム機能がないので(チーム内の情報共有も兼ねて使うには)辛い
  • Skype
  • チャットワーク
    • デスクトップアプリがない