映画版を先に見てから，小説を読みました．どっちもおもしろかった．たまに，原作といってもモチーフとして使っているだけで，全然原作の雰囲気とちがう映画もあるけど，この「69」はうまく映画化していると思う．映画は岸部一徳と柴田恭兵はなかなか良い味…

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ひさびさに読んだ小説は（世界の中心で．．も最近読んだけど）. サン・テグジュペリの「夜間飛行」という短編．南米アルゼンチンの夜を飛ぶ郵便飛行機のお話です．もっと飛行機フェチ的視点で書かれた小説かと思ったけど，どっちかというと感傷的な部分が多…

斉藤孝の本を読んだり，触覚系の本をよんだりしていると，メルロ＝ポンティの本を読んでみたくなってきた．哲学者だから難しいんだろうけど．．こういう類の本を読みつつも手は動かし続けなければいけない．実験したり回路組んだりコーディングしたり．．．…

久々の小説．あんまり共感できませんでした．比喩表現が僕の好みに合わなかったからかもしれない．もともと，人が死ぬお話でお涙ちょうだい，みたいなのは好きではないというのも原因かな． 中高生恋愛小説？なら「耳をすませば」の方が断然好きだなぁ．まあ…

からだ―認識の原点 認知科学選書 ISBN:413013065X

”タイムパトロールぼん”という藤子・F・不二雄の漫画．一話完結型のタイムパトロール漫画なんだけど，結構残酷な表現もあってちょっと大人向け．「藤子・F・不二雄ってドラえもんやん，子供向けやん」って思っている人には，”T・Pぼん”，”異色SF短編集”など…

吉村昭の小説は重い．とっても重い．文体，テーマ，背表紙の色．全部重苦しい． でも，その重苦しさが作品を引き立てていると思う．重くて読みにくい，ではなくて重いからこそ，読み進んでしまう，そんな作品が多い．単なる戦記物作家ではないのでお間違えな…

自分の考え方を根本的に問いなおすくらい影響を受けた。考え方の考え方、みたいなものを学んだ。メタ考え方ってことか．なんか違うか． 今回この二冊の本を読んで影響を受けた分を、きちんと自分の思い、言葉に反映できているか？ 読了後、今までと違ったア…

「失われた黄金都市」と「北人伝説」を友人に貸した． マイクル・クライトンの小説は基本的に冒険SF小説として面白い．クライトンの作品の一番の特徴は，妙に詳細な描写のせいで読んでいて，「うむむ？これってほんとの話？」と思ってしまえるところだと思う…